ネット型自動車保険は文字通りインターネット等で契約できる自動車保険なのですが、電話や店頭での契約などネット以外での契約も可能な保険が多いです。
ですが、ほとんどの方はインターネット経由で契約を行うでしょう。何故なら、ネットでの契約では「インターネット割引」が適用されるからです。
このインターネット割引はネット型保険特有のメリットとして、かなり大幅な割引がなされていることが多いです。
1万円以上の割引も珍しくなく、それだけに「何か条件などがあるのでは」と訝しむ方もいるでしょう。
ですが、そのような心配は無用です。ここではインターネット割引とは何なのか、インターネットでの契約は難しいのかどうかなどについて解説します。
インターネット割引とは？
インターネット割引とは、文字通りネット型保険をインターネットで申し込んだときに適用される割引です。
それ以外に適用条件などは基本的になく、ネットで契約することのみが条件なので、ほぼ全員が適用を受けることになるでしょう。
何故インターネット割引として大きな割引を特別な条件もなく受けられるかというと、専門の担当員などを介さずに自分で契約を行うためです。
代理店型の自動車保険では、基本的に保険募集人やファイナンシャルプランナーなど、専門家が直接応対して保険商品の契約を締結します。
対面で保険商品の販売を行う場合、販売人は保険募集人の資格が必須ですので、必ず専門家が付くことになるわけです。
当然そのためのコストはかかるため、当然ながら保険料にも人的コストは上乗せされています。
一方でネット型保険をインターネットで申し込む場合、そのような人的コストを省くことができます。
専門家が行うことを代わりに自分自身で行うのですから、コストが浮いた分だけ割引を受けるのは不思議なことではなく、当然の権利と言えるでしょう。
※契約条件によっては電話申し込みのみという場合もありネット割引不適用になる場合もあるので注意は必要です。
インターネットで契約するのは大変？
そこで、専門家がやるはずのことを自分だけでできるのだろうか、と不安に思う方もいるかと思います。
ですが、ネット型では一人でも適切な保険内容を選択して契約できるよう、様々な工夫がなされています。
その中でも各社力を入れているのがシミュレーション機能で、契約者の年齢・車種・車の初度登録年月などを入力すると、後はオプションに応じて自動的に保険料が算定されます。
オプションの選び方についてはどのような人・用途で必要になるのか詳しく解説してあり、オプションを付け外しすることで保険料がどのように変動するのかが一目でわかるため、必要性とコストをじっくり勘案することができるようになっています。
代理店型では専門家が大枠を決めてくれるため簡単で楽ではありますが、保険内容がブラックボックス化してしまい、本人がしっかり理解せずに契約を締結してしまいがちなきらいがあります。
その点、インターネット契約ではシミュレーション機能を使うことで、補償内容とその料金についてしっかり把握できるメリットが大きいのです。
全て専門家に決めてもらうのに比べれば多少の手間はあるかもしれませんが、決して難しいことはありません。
シミュレーション中に補償・オプションの内容などについて、電話やチャットでオペレーターに聞くこともできます。
継続も割引対象になることも！
いくら割引額が大きくても新規契約時のみの特典であれば、長期契約が基本となる保険商品の性質を鑑みると、あまり大きなメリットとはならないでしょう。
ですが、インターネット割引は新規契約時のみの特典というわけではありません。
保険商品によりますが、継続契約でもインターネット割引が適用されることが多いです。
また、早めに継続契約を決めると早割などの割引を受けられることもあり、トータルで新規契約時に近い割引が受けられることも少なくありません。
継続のたびに大きな割引を受けることができ、それ以外にもネット保険ならではの適正な保険料算定基準により、長期的にも大きなコスト上のメリットを受けることができます。
ネット型保険は新規契約者だけでなく、継続契約者にも優しい保険なのです。
コスト減が保険料に反映されるから安い！
以上、ネット保険はどうして大きなインターネット割引を提供できるのかについて説明しました。
ネット保険の公式サイトにおいて、契約者が自分自身で補償内容を選んで契約を行うので、その分安くなるのは当然のことというわけです。
言わば、保険選びにおけるセルフサービスなので安いのですね。
ネット型保険の契約は難しいものと考える方が多く、どうしても実際に体験してみないと不安を払拭できないものです。
ですが、公式サイトではシミュレーション機能を始めとした様々な工夫やツールによって、誰でも簡単に適切な補償内容を選べるようになっています。
また、途中で不明点などがあればオペレーターに聞くこともできますので、ぜひ一度試してみていただきたいと思います。
必ず「想像したよりずっと簡単だった！」と思っていただけるでしょう。
