ネット型自動車保険に限らず大手社等含めて複数の保険会社の保険料の見積もりが取れるサービスが一括見積もりサービスです。
一度に多数の保険会社の見積もりが取れて便利なものですが、基本的に見積もり料などはなく無料で利用が出来ます。
これらは保険会社が行っているサービスではなく、保険会社とは別な会社がサービス提供を行っています。
そう聞くとなんとなく不安になるかもしれませんね。
早速メリットやデメリットを見ていきたいと思います。
一括見積サービスのメリット
自動車保険一括見積サービスを利用した場合のメリットを考えてみたいと思います。
①1度に多数の保険会社の見積もりが取れる
これが1番のメリットだと思われますが、1度情報を入力するだけで希望する複数の保険会社の見積もりが取れるので比較検討がしやすくなります。
②キャンペーン等でプレゼントをもらえる場合がある
一括見積サービスを利用するとプレゼント等の特典がもらえる事があります。
無料で利用出来てさらに何か貰えるとお得な気分になるのではないでしょうか。
③断りやすい
見積や案内は文書やメールのような形で来ることが多いです。
セールスマンがやってきて対面で説明するようなことはありませんので断りやすいです。
一括見積サービスのデメリット
一括見積サービスのデメリットも考えてみたいと思います。
①個人情報の入力の必要がある
実際に幾つか途中まで試してみましたが、住所や氏名等の個人情報の入力を求めらる事が多いです。
無料のサービスではありますが、一括見積サービスのビジネスモデルとしては加入希望者情報として保険会社に情報販売して利益を得るので個人情報が求められるケースが多いです。
②比較しずらい場合がある
一括見積サービスは複数の保険会社の見積書が同時に取れるサービスではありますが、必ずしも同条件のプランが届くわけではなく推奨プランのようなものが届きます。
一番安いのにしよう！と思うとちょっと危ういです。例えば車両保険付きと車両保険なしでは後者が確実に安く見えます。
異なる条件での比較では決め手に欠くと言えます。
③頻繁にメールが来るようになる事がある
一括見積サービスが登場した当時には割とセールス電話がかかってきましたが、今はほとんど電話セールスは聞かなくなりました。
代わりに頻繁に案内メールが届くようになります。
保険業法では一度断ると再度のセールは禁止されておりますので、不要と思えばメール停止などで対応すると良いかと思います。
不安な方は保険会社の見積もり機能を使おう
先に自動車保険の一括見積サービスにはメリットとデメリットを挙げましたが、特に利用時の個人情報の入力に不安を持つ方をみかけます。
一括見積サービスじゃないと保険料が分からないという事はなく、特にネット型自動車保険ですと自社サイトで見積もりができます。
流れ的に保険会社のサイトでは保険料計算に必要な要素（保険の等級や事故状況、車自体の情報、免許証の色、生年月日、年間走行距離、使用目的、居住地等）を入力すると見積もりが表示されて保険料が把握できるようになります。
見積が先に確認出来て、申し込む場合に個人情報を入力する流れになります。
保険会社のサイト利用だと下記の様な特長があります。
・個人情報の入力不要で保険料の確認が出来る
・補償内容の変更確認が容易
・同条件比較がしやすい
保険料計算に必要な要素さえ入力してしまえばその場で補償額の変更が容易にできます。
最初は推奨プラン的なものが表示されますが、例えば現在の加入内容に合わせて補償を変更してみると同条件に近い内容の保険料が確認できます。
複数の保険会社の自社サイトで同様に見積もってみると自分で入力するので希望内容に近い比較ができるので検討しやすくなるでしょう。
一見手間がかかるように見えますが、一括見積サービスの推奨プランより現実的な比較が可能になるのでお試しください。
